斉藤マサヨシ写真紀行 ボーダーツーリズムの記録 1997-2022 ― 国境に立って、感じて、撮った
¥5,720 税込
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B5版 224頁 / 北海道大学出版会
日本の最北端の境界地域・稚内を起点に,ユーラシアの陸と海をまわって稚内へと戻る「端っこから始まる旅」をテーマにまとめた写真集。現地を旅した著者が自身の目で見て,耳で聞いて,身体で感じた多様性に満ちた境界地域の魅力を,写真と紀行文で切り撮る。
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■目次
・刊行によせて──ボーダーツーリズムへの誘い………寄稿:岩下明裕(北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授)
Ⅰ 北海道稚内からサハリンへ向かう(寄稿:岩下明裕)
1.稚内からコルサコフ,ユジノサハリンスク,そして北緯50度線
2.1945年8月樺太に散った若き女性たちを偲ぶ:真岡,太平
3.境界に生きた横綱大鵬
4.地の果てサハリン「北知床岬」
5.北サハリン「亜港」の今
Ⅱ 極北のロシアから中国シルクロードへ(寄稿:岩下明裕)
1.間宮海峡からアムール川そしてハバロフスクへ
2.「-67.8 度のまち」ベルホヤンスクそして真冬のシベリアを周遊する
3.中露国境の旅:ザバイカリエ地方から内蒙古へ
4.旧満洲ノモンハン事件を思う
5.中国境界域のシルクロード
Ⅲ 越境する日本(寄稿:岩下明裕)
1.ベトナム旧日本人町と台湾「慰霊の海」
2.台湾から与那国へ
3.済州島から五島へ
4.釜山から対馬へ
5.パラオそして小笠原
・おわりに──再び稚内へ(寄稿:岩下明裕)
1.占守島:北海道を守った戦い
2.根室から礼文島:オホーツク海道
・撮影年表
・参考資料
・あとがき
著者:斉藤マサヨシ( HP: https://westen.jp )
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